• 適応障害 

    適応障害とは、個人的な不幸(ストレス要因)にうまく適応することができずに生じた病的状態のことです。

    この障害は、明らかなストレス要因から生じていること(状況要因)、それに対する反応が著しいこと(個人的要因)、しかし他の診断がつくほど症状が重くないこと(除外診断)の3つの条件から診断されます。

    ストレス要因は、生命を脅かすような破局的なものより、失恋、離婚、転職などの日常的なできごとである方が一般的です。

    症状は、不安、抑うつ、自律神経症状、不眠からさまざまな行動上の問題(無断欠勤、破壊行為、喧嘩など)までさまざまです。

    治療は、ストレス要因に関する環境調整、ストレス要因への適応を助ける精神療法、補助的な薬物治療の3つが柱になります。

    予後は、適切な治療が行われればふつう良好ですが、ストレス要因が慢性的であったりすると長引くこともあります。




  • 精神疾患測定検査(nIR-HEG)のご案内 当院ではH23年9月1日より「近赤外線方式脳血流評価システム機器(nIR HEGキット)」を導入致しました。
  • WEB問診表 WEB問診票に事前記入・印刷をしていただくことで、診察時間を大幅に短縮することができます。

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