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動悸やめまいなどの場合、背景に重大な病気が隠れている場合があります。
まず最初に身体の病気について検査をしたほうがよいでしょう。それでも異常が見つからないときは、こころの病気が隠れている可能性があります。
こころの病気も早めに治療をするほど早い回復につながります。ストレスから疲れているだけだと思っているうちに、悪化していく可能性もあります。休養しても症状が改善しない場合は、精神科への受診を勧めることが大切です。パニック障害の場合、発作が激しいので自分から病院に行くことが多いのですが、体の病気だと思う人も多いでしょう。
場合によっては、本人はこころの病気だと認めたくないかもしれません。発作が起こることを恐れて、電車に乗れない、繁華街にでかけられない、エレベーターに乗れないといったことも出てきます。 治療を受けることで、少しずつ外出できるようになりますので、家族など、周囲の人の理解やサポートがとても大切になってきます。いきなり一人で外出するのが難しいことも多く、身近な人の付き添いが必要です。そのようなときも、無理をさせず、つらい気持ちを受け止めながら、本人のペースで、気長に見守ることが大切です。
- こんなこころの病かもしれません
- うつ病
- 適応障害
- パニック障害・不安障害
動悸・めまい 心臓がどきどきする、息苦しい、めまいがする