• 怒り イライラする、怒りっぽくなる

    身近な人がイライラして怒りっぽいと、八つ当たりされたりして、周囲も大きな影響を受けます。中には、怒りっぽい人の顔色をうかがいながら日々暮らしているうちに、自分自身が不眠症やうつ状態に陥ってしまう人もいます。

    身近な怒りっぽい人に何をしてあげられるかを考える前に、まずあなた自身の健康を振り返ってみてください。自分が健康でなければ、人を助けることなどできません。
    最近、睡眠不足や疲労感、食欲低下などの症状はありませんか。ひとつでもあるなら、身近な怒りっぽい人への過剰な配慮の結果、あなた自身が強いストレスをため込んでいるのかもしれません。まずは身近な信頼できる人に体調や生活状況について相談してみましょう。
    話を聞いてもらうだけで楽になるかもしれません。それでも体調がよくならないなら、心療内科や精神科を受診することをお勧めします。

    あなたが直接、身体あるいは言葉の暴力を受けている場合は、絶対に我慢してはいけません。ただちに親族と保健所に相談し、安全なところへ避難してください。
    相手がアルコールを飲むと怒りっぽさがひどくなる場合や、薬物乱用が疑われる場合も、まずは保健所に相談してください。
    相手が凶器を振り回すなど、生命の危険を感じた時には躊躇せず警察を呼んでください。

    暴力や自分の体調の問題がない場合は、身近な怒りっぽい人との距離の取り方が重要です。たとえ相手が家族や恋人、親友であっても、力になろうとしてあなた自身の生活を過度に犠牲にすることだけは避けてください。

    怒りっぽさが数カ月以上にわたって長い間、繰り返し続いている場合は、精神障害の可能性もあります。まずは怒りっぽさの原因について、相手が比較的落ち着いている時に話を向けてみてください。

    相手を「病人」であると決めつけず、「周囲から見ると、イライラが目立つので心配」、「何か原因として思い当たることがあるなら話を聞きたい」、「こころの病気だったらもっと心配だから、念のため一度だけでも心療内科か精神科を受診してほしい」と静かに伝えてください。すぐに受診に応じるようなら、むしろ精神障害の可能性は低く、たいていは拒否されるものです。

    けっして落胆せず、まずはあなた自身だけでも保健所の相談窓口に通い、機会を見て、相手に繰り返し同じメッセージを送り続けてください。周囲の支援者が焦らず孤立せず、健康でい続けることが、問題解決への何よりの近道なのです。




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  • WEB問診表 WEB問診票に事前記入・印刷をしていただくことで、診察時間を大幅に短縮することができます。

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